SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)は、
「誰一人取り残さない(leave no one behind)」持続可能でよりよい社会の実現を目指す、世界共通の目標です。
2015年の国連サミットにおいて全ての加盟国が合意した「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の中で掲げられました。
2030年を達成年限とし、17のゴールと169のターゲットから構成されています。
■目標3 「保健」
あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
「だれもが健康で幸せな生活を送れるようにする」
普段の生活や旅行先での移動手段を徒歩や自転車や路線バスに替えれば、仲間と一緒に楽しむ自身の健康づくりや車での移動では気付かないような景色といった新たな発見ができるかもしれません。
この十勝で路線バスをはじめとするさまざまモビリティを充実させることにより、すべての人が社会への参加と外出の促進を増大させて、健康改善を図り、医療費抑制につなげます。
■目標7 「エネルギー」
すべての人々の,安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーのアクセスを確保する。
「すべての人が安くて安全で現代的なエネルギーを将来も利用し続けられるようにする」
化石燃料を使って動かす現在の車両比率を減らして二酸化炭素を排出しないエネルギーで作られた電気や水素などを動力とするクリーンで新しいモビリティの開発に注目し将来的な導入を推し進めます。
■目標8 「経済成長と雇用」
包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用を促進する。
「みんなの生活をよくする安定した経済成長を進め、だれもが人間らしく生産的な仕事が出来る社会を作る」
バス事業を核としながらもバス以外の新しい事業に積極的にチャレンジします。地域をコーディネイトし、地方を活性化させるモデル地域を創出する“まちづくりを企画する会社”を目指し地域創生企業として、「ずっと住み続けられる」まちづくりに取り組んでいきます。
■目標9 「インフラ、産業化、イノベーション」
強靱なインフラ構築,包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
「災害に強いインフラを整え、新しい技術を開発して多くの人に役に立つ安定した産業を進めよう」
■目標11 「持続可能な都市」
包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する。
「誰もがずっと安全に暮らせて災害にも強いまちをつくろう」
毎日の暮らしを支える公共交通をより身近で安全かつ安価で容易にものにするために新しい技術を開発し、誰にとっても使いやすい新たな交通手段を提案していきます。
Googleマップでバスのルートや停留所、運行状況などをリアルタイムで把握でき、最寄りのバス停の名称がわからなくても当社路線バスの時刻・経路検索が可能となりました。
また、SNSを活用した広報活動を行い、当社の情報に誰でもアクセスできる環境を整えることで、より開かれた公共交通機関を目指しています。
公共交通機関の使命は「安全・安心・快適な輸送サービスの提供」です。
教育訓練によるヒューマンエラーの撲滅や、接遇改善、日々の整備・点検、設備の改善に努め、重大事故ゼロを目指します。
■目標13 「気候変動」
気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる。
「気候変動から地球を守るために、今すぐ行動を起こそう」
大気汚染、地球温暖化など環境問題や天候異常が深刻化している現代、旅客運送業に携わる当社は、社会的責任として環境保全・自然保護に関連する法規を遵守し、保全活動を推進し、環境負荷を削減し、社会的貢献をしてまいります。一人ひとりが、環境問題を考え、身近なことから、取り組んでいます。
(1)エコドライブの実施(エコ運転やアイドリング・ストップ)
(2)エネルギー・資源の節約(節電・節燃・節水・ペーパーレスなど)
(3)リサイクルの推進(ゴミの分別、廃棄物の抑制と再利用)
(4)グリーン購入の推進(エコ製品の積極的購入、使い捨ての抑制)